2月の下旬に飛鳥駅前で自転車を借り、高取町と明日香村、桜井市を散策しました。高取町では今年から雛巡りが再会されたので、土佐街道のあちこちにお雛様が見られました。


今回紹介するのは植村氏が城主として統治していた高取城の城下町だった地域に鎮座する
小島神社です。

お里沢市のお墓がある信楽寺の脇から続く参道の先にあり、地図を見ないとなかなか気づきにくい場所に鎮座しています。

小島神社では
天押雲根命 (天児屋根命の子)
天児屋根命
比咩大神
武甕鎚命
経津主命
がご祭神として祀られています。

入ってすぐのところに猿田彦命が祀られた猿田彦神社が見えますが、ご祭神の5柱が祀られた本殿はその奥にあります。

境内には絵馬庫があり雨乞いの踊りとして知られる
なもで踊りの様子が描かれた絵馬が収蔵されています。参道側に絵馬庫に続く門がありますが境内からお入りくださいという案内書きがあります。


絵馬庫の扉は閉められていましたが当時の絵馬の複製が3枚絵馬庫の前に展示されていました。

宝暦・文政年間に奉納された絵馬で神社の創建もかなり古いことが窺えます。

道路から奥まった場所にあり境内は自然豊かで静かで落ち着いた雰囲気の神社でした。
境内からは高取山方面の山並みを見渡すこともできます。

関連:高取町に鎮座する寺社