3月下旬に京都の宇治市と八幡市を訪れました。


宇治川に架かる朝霧橋を渡ったところに鳥居が見えたので行ってみると宇治神社という神社に出合いました。橋の近くには源氏物語の宇治十帖の中心人物である匂宮とヒロインの浮舟の像やポケモンのマンホールがあります。




宇治川に架かる朝霧橋を渡ったところに鳥居が見えたので行ってみると宇治神社という神社に出合いました。橋の近くには源氏物語の宇治十帖の中心人物である匂宮とヒロインの浮舟の像やポケモンのマンホールがあります。


~菟道稚郎子命について~ (宇治神社案内板から)
応神天皇は、菟道稚郎子命を皇嗣と定められ、菟道稚郎子命の兄宮である大鶴鷯命(後の仁徳天皇)を舗導にあてられた。これは、古代の慣例で、年が若い者に嗣がせたほうが一代の活躍期間が長く、より国家の繁栄が期待できるとされていたからである。ところが、菟道稚郎子命は、阿直岐や王仁を師に迎え、典籍に通じていたことから長男相続説を守っておられており、応神天皇崩御後に兄の大鶴鷯命に皇位に就くよう勧められた。しかし、大鶴鷯命がこれを拒否したことから皇位の譲り合いが三年程続いた。その間、菟道稚郎子命は宮居を菟道に移され、最終的に皇位を早く定めて天下の煩いを除くためにと自害され、大鶴鷯命に皇位を譲られたのである。




「みかえりうさぎ」の言い伝え
菟道稚郎子命が河内の国から菟道へ向かう道中道に迷っていたところ、一羽のうさぎが後からついてくる菟道稚郎子命を先導したという古伝から拝殿に置かれているうさぎは「みかえりうさぎ」と呼ばれ、うさぎは神の使いとされているようです。

宇治神社では絵馬やおみくじ、手水舎など様々なところでうさぎが見られます。

宇治神社では絵馬やおみくじ、手水舎など様々なところでうさぎが見られます。