2年前に新沢千塚古墳群についての記事をアップしました。

その時は北群エリアにしか行きませんでしたが、今回は南群エリアを初めて訪れたので紹介したいと思います。

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新沢千塚古墳群は、橿原市の越智岡丘陵に広がる約600基もの円墳からなる巨大な群集墳で、南群はその南側に位置する公園エリアです。南群では、園路や広場、展望台、遊具、ビオトープ、カフェなどが整備されていて、歴史を感じながらのんびり散歩を楽しめます。

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南群エリアは、歴史に憩う橿原市博物館とも連携していて、古代の文化を体感できる場所になっています。

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北群と南群の違い

北群エリアは、古墳群の中心的な場所で、126号墳や139号墳など注目度の高い古墳が集中しています。園路や広場、展望台も整備されていて、畝傍山を望むビューポイントもあります。

特に注目なのは126号墳で、この古墳からはペルシャや中国、朝鮮半島からもたらされた副葬品が出土していて、ローマ帝国由来のガラス皿まで見つかっているようです。
これは日本の古墳から出土したローマ・ガラスとして初めて科学的に裏付けられた例になるそうです。

一方で南群エリアは、より自然とふれあえる公園的な雰囲気で、家族連れやのんびりしたい人にぴったりです。古墳の密集度は北群ほどではありませんが、復元古墳や棚田の広場など、景観を楽しむのにうってつけの場所となっています。

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126号墳の副葬品

金製方形板(龍文の透かし彫り):冠の飾りとされる、超精巧な金細工

金製垂飾付耳飾・螺旋状髪飾り:3本の鎖が垂れ下がる豪華な耳飾りと、金線を巻いた髪飾り

ガラス碗と皿:碗は淡黄緑色、皿は紺色で、鳥や人物などが描かれていたと考えられてる。ササン朝ペルシャ製の可能性が高いそうです。

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金・銀製の指輪や腕輪:両手に装着されていたもので、特に金製指輪は豪華な細工が施されています。

青銅製熨斗(のし):炭を入れて使う古代のアイロン。日本で初めて出土した例だそうです。

金製歩揺(ほよう)やガラス玉:衣服や布に取り付けられていた装飾品が、棺の周囲に散らばっていたそうです。

これらの副葬品は、東京国立博物館に収蔵されていて、国の重要文化財にも指定されています。


桜や紫陽花の名所としても知られる場所なのでお花見や散歩に行くのもおすすめです。周辺には温泉施設や農産物直売所もあります。







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