畝尾坐健土安神社(うねおにますたけはにやすじんじゃ)は、奈良県橿原市下八釣町に鎮座する古社で、天香久山の北西麓に位置しています。土の神・健土安比売命(たけはにやすひめのみこと)を主祭神とし、天児屋根命(あめのこやねのみこと)を配祀しています。


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🌋香久山との深い関係
『日本書紀』によると、神武天皇が即位する前、天香久山の埴土(はにつち)を採って八十平瓮(やそひらか)を造り、神々を祭ったという記述があります。この埴土を採った場所が「埴安(はにやす)」と呼ばれ、そこに祀られた土霊が畝尾坐健土安神社の起源とされています。

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香久山の土そのものが神聖視されており、その土の力を象徴する神社が畝尾坐健土安神社という関係になっています。香久山は大和三山のひとつで、古代から歌に詠まれ、神聖な山として崇められてきました。

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🏯歴史と格式
畝尾坐健土安神社は式内社(延喜式神名帳に記載)に数えられ、古代から国家的な祭祀対象でした。

平安時代には神階が昇叙され、格式ある神社として認められていました。室町時代には、天香山坐四處神社の一つとして記録されています。


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🌾見どころと行事
本殿は流造(ながれづくり)という伝統的な様式が見どころです。

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毎年9月28日に例祭が行われています。







周辺には天香山神社や國常立神社などもあり、香久山周辺を巡る散策ルートとしてもおすすめです。




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