かつて伊勢神宮へ向かう人々が歩いた青山越伊勢街道と伊賀街道の分岐点にあたる交通の要地に福地集落があります。そのかつての交通の要所に鎮座する式内社・椋下(むくもと)神社を今回はご紹介します。

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境内は丘の麓にあり、南東向きの神明鳥居をくぐって石段を登ると本殿があります。

ご祭神は高倉下命で、神武東征の際に霊剣「布都御魂」を神武天皇に献上したことで知られる神様です。

天理市の石上神宮はこの布都御魂がご神体です。


椋下神社の創建は慶雲2年(705年)で、八咫烏神社と同時に勅祭されたと伝わっているようです。

もともとは福地岳(別名:高倉山)の山中「くらかけ」に祀られており、後に現在地へ遷座されたとされています。

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本殿は高所にありますが、その下には境内社として金刀比羅神社・愛宕神社・庚神社などが祀られていました。

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交通の要所だったということもあり、かつては多くの人で賑わっていたようです。神社の近くにあるあぶらやは敷地は縮小したものの当時のまま保存されていて、内部を見学することもできました。

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当時は100人近くの人々があぶらやに宿泊していたようです。本居宣長が宇陀市萩原を訪れた際この辺りの宿に宿泊した記録が残っているらしく、前回紹介した神社付近なのか、この旅籠屋の可能性もあるのかもしれません。

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付近には青山越の目印となる石碑や夜間の道を照らす石灯籠なども残されていました。







この後伊勢街道を歩いて宇陀市から桜井市に向かいましたが、その前に和菓子屋に立ち寄り宇陀市銘菓の「きみごろも」を購入しました。

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卵白をしっかり泡立ててメレンゲにし、砂糖やはちみつを加えて寒天で固め、それを卵黄の衣で包み、丁寧に焼き上げているようです。くちどけが良く不思議な食感でした。



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