今回紹介する「小樽市総合博物館・運河館」は、小樽運河のすぐそばにある明治時代の旧小樽倉庫を利用した歴史ある博物館です。
第一展示室では、アイヌ文化からにしん漁、北前船、そして商都として栄えた小樽の歴史をたどることができます。 第二展示室には、ヒグマやキタキツネ、トドの骨格標本、1000種以上の昆虫標本など、北海道の自然と動物の展示がぎっしり。 小樽の歴史と自然について知ることができるとても充実したスポットでした。
受付で小樽市総合博物館・運河館と小樽市総合博物館・本館、旧日本郵船株式会社小樽支店の3ヶ所共通券(大人600円)のことを教えていただき、元々本館にもしづか号を見に行く予定だったので共通券を購入しました。

🏛 小樽市総合博物館「運河館」
― 旧小樽倉庫を利用した、小樽の歴史と自然を学べる博物館
運河館は、明治26年(1893)建築の「旧小樽倉庫」を活用した博物館で、小樽運河のすぐそばにある建物です。建物は木骨石造という小樽独特の工法で、外観だけでも歴史の重みを感じられます。
館内は大きく 「第一展示室(歴史)」 と 「第二展示室(自然)」 に分かれていて、
小樽の歴史・にしん漁・アイヌ文化・北海道の自然や動物を一度に見られるのが魅力です。
🐟 第一展示室:小樽の歴史・にしん漁・アイヌ文化
小樽の発展は、アイヌ文化 → にしん漁 → 北前船 → 港湾都市としての繁栄という流れで進んでいったようです。その流れをこの博物館で辿ることができました。
■ アイヌ文化の展示
小樽はもともとアイヌ語地名が多い地域で、
第一展示室ではアイヌの暮らしや交易の歴史が紹介されています。
以前はゴールデンカムイの作者・野田先生の色紙もこの場所に展示されていたようですが、今回訪れた時は展示されていませんでした。
■ にしん漁の資料
にしん漁の漁具
鰊盛業屏風
北前船の模型や実物の帆 など、当時の漁業の規模や生活がよくわかる展示が揃っています。

少し離れた場所にはなりますが、祝津(水族館の近く)まで行くとにしん漁で栄えたにしん御殿が建てられていて内部を見学できるようです。
■ 商都・小樽の街並みを再現したエリアも
明治〜大正期の街並みを実物大で復元したコーナーもあり、
古い電話やオルガンに触れられる体験展示もあります。
🌲 第二展示室:北海道の自然・動物・昆虫
ここは自然系の展示がとても充実していて、 北海道の自然を感じられる空間になっていました。
■ 北海道の動物展示
ヒグマ
キタキツネ(ウサギを狙う姿のジオラマ)
トドの全身骨格(銭函海岸に漂着した個体)
■ 昆虫標本は1000種以上
小樽周辺に生息する昆虫を中心に、 千種類以上の標本が並ぶ圧巻のコレクション。
■ 小樽の森のジオラマ
海と山が近い小樽ならではの多様な自然環境を再現したジオラマも見どころ。
🏺 古代の小樽(縄文時代)
第二展示室の後半には、忍路土場遺跡(約3500年前)の発掘資料が展示されていて、 縄文時代の暮らしを知ることができます。
火おこし体験ができるシミュレーターもありました。
📍 基本情報
所在地:小樽市色内2丁目1-20 JR小樽駅から徒歩10分
営業時間:9:30〜17:00
休館日:年末年始
入館料:一般300円(中学生以下無料)
運河館を後にしてすぐ隣にあるルタオで試食のケーキと紅茶をいただきました。この場所はお土産屋さんだったようですが、閉店したのか現在はルタオの店舗になっています。


その後小樽浪漫館近くのカレー店・センチュリーでスープカレーをいただきました。インド・ネパールカレーのお店のようですがスープカレーの種類も豊富でした。
お店によってトッピングの野菜の種類が違って微妙に味が違うので食べ比べをしてみても面白いなと思いました。ここのカレーはチキンがすごく美味しかったです。

ランチの後は、この付近にゴールデンカムイに登場する建物がいくつかあるので街歩きやガラス細工のお店巡りを楽しみました。
土方歳三が愛刀・和泉守兼定を取り戻しに襲った銀行のモデルとなった小樽浪漫館。現在はガラス細工や石のアクセサリーショップになっています。

大正硝子館本店でもガラス細工が販売されていました。原作に登場する防火壁「うだつ」も確認できます。(写真左端)

小樽市総合博物館・運河館の近くにある旧大家倉庫は刺青囚人・稲妻強盗と蝮のお銀の最期の地として登場します。夏太郎や鶴見中尉も登場する場面です。

気温は20℃前後でお天気も良くお散歩日和でした。
次回に続きます。
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