今回は久しぶりに奈良県桜井市に鎮座する神社・三輪神社を紹介します。

横大路(伊勢街道)沿いに立つ古社
三輪神社は、古代から大坂方面と伊勢を結んだ古道「横大路」沿いに鎮座している神社で、かつて旅人が行き交った歴史が残る場所です。

参道横には「大槻の木」と呼ばれる巨大なケヤキがあり、幹周り約4.5m・樹高15mという圧倒的な存在感を持つ巨樹で、江戸時代の伊勢参りの目印とされた巨木として記録にも残されています。

幹には大きな空洞がありながら、支幹だけでの状態で現在も生き続けています。
住宅地の中に鎮座し静かな雰囲気の神社ですが初詣は地元の人で賑わい、屋台も出ているようです。境内は老人会の方々によっていつも綺麗に保たれています。
🕊 大神神社との関係
三輪神社は、ブログでも何度か紹介した大神神社の信仰圏に属する「三輪信仰の末社的な位置づけの神社」のようです。
大神神社は日本最古の神社の一つで、三輪山そのものを御神体とする「三輪信仰」の中心地です。
その周辺には、三輪山を遥拝するための小社や、三輪神を祀る神社が多数点在していて、桜井市西之宮の三輪神社もその一つと考えられています。

「西之宮」という地名は、古くから大神神社の祭祀圏に属していた地域名で、周辺には古道・道標・地蔵堂などが残り、三輪山信仰の生活文化が色濃く残っているようです。
JR耳成駅から徒歩圏内の場所に鎮座しており、周辺には大和三山のひとつ・耳成山やスーパー銭湯・あすかの湯があります。
それほど遠くない場所(国道105号線沿い)にまほろばキッチンというJAの農産物直売所があります。フードコートや地産地消の野菜がふんだんに使用されたバイキング形式のレストランもあります。この日はここと三輪神社周辺の無人販売所で野菜や果物を買って帰りました。

桜井市と橿原市のちょうど境の場所にあります。世界遺産に認定された山田寺跡や藤原宮跡も車で10~20分程の距離にありますのであわせて訪れてみるのもおすすめです。
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