以前、このブログで掃除の後にお香を焚くことをおすすめしましたが、
今回はお香のもつ効果についてお話したいと思います。

お香は飛鳥時代、
仏教の伝来とともに大陸から日本に伝わりました。

現タジキスタンにあたるパミール高原が発祥の地であり、
その後インドに伝播したのが始まりと言われています。

お香には空間を浄化するはたらきに加えて、
除湿悪臭の消臭効果もあり古くから用いられてきました。

 

お香の効果

空間の厄を払う

心身についた厄を払う

ストレスの緩和

安眠効果

 

お香を焚き良いにおいを発することで、
悪運が入ってこないようにすることができます。

悪い運気は悪臭を好むため、
お香で匂いを消すことが厄払いにつながります。

お香を焚く場所は、運の入り口となる玄関をはじめ
空気が淀みやすいトイレ寝室がおすすめです。

お香を焚いた時に空気の淀んだ空間では
煙がゆらめくことがあります。

もっとひどい時には
火が消えてしまうこともあります。

浄化の必要な空間ほど
燃焼時間が長くなるのも特徴です。

反対に、清浄な空間では
煙が真っ直ぐに立ち上ります。

お香を焚き始めてから煙が真っ直ぐに上るようになったら
浄化が完了した証になります。

浄化にはセージが良いとされていますが、
強い煙が出るのが特徴ですので使用には注意が必要です。

 

お香は一般的にはスティック状のものと、
コーンタイプのものがあります。

スティックタイプのものを使用する場合は
お香立てを準備した方が良いです。

お香立てと受け皿を用意すれば
誰でも簡単にお香を楽しむことができます。

お香を焚く際は窓を少し開けて
換気をしながら楽しむと良いと思います。

 

日本昔ながらの植物由来のお香には
以下のようなものがあります。

白檀…リラックス効果、免疫力アップ効果

乳香…漢方薬にも用いられる、免疫力アップ効果、不安状態の緩和

沈香…日本に初めて伝わったお香、線香にも使用されている

伽羅…癒し効果

 


百均などで売られている安物のお香は危険?


合成香料が使用されているお香の中には、
焚いた時にホルムアルデヒドという有害な成分が放出されるものもあります。

これはタバコの煙にも含まれる成分なので、
受動喫煙をしているのと同じ状態になり呼吸器系に悪影響を及ぼします。

お香を選ぶ際には安価すぎるものは避け、
植物由来の天然のものを選ぶようにしましょう。

 

 

お香には使用期限はあるの?

 

お香に使用期限はありませんが、
湿気のある場所や日射しの強い場所に置いておくと
変質してしまう場合があります。

また、古くなると香りが薄れてくるものもありますので、
長期間置いておかずに使用する方が良いと思います。