みなさんは氏神様と聞いてすぐにその意味が分かりますか?

氏神様とはその地域の神様のことで、地域に住む人々を氏子と言います。

自分の住む土地の一番身近にある神社を氏神神社と言います。

 

神社とは神道の神様を祀る場所のことで、

日本では古来自然や万物の中に神様が宿るとされ信仰されてきました。

水辺や山奥に立つ神社が多いのはその名残です。

奈良県の大神神社は背後にそびえる三輪山をご神体としています。

また、山形県にある鳥海山大物忌神社は池をご神体としていることで知られています。

 

自分が暮らす地域の氏神様を調べるには

各県の神社庁にTELをすると教えてもらえます。

WEBで検索できる地域もあるようです。

 

氏神様は私たちの近くで日々の暮らしを守ってくれています。

初詣には他の大きな神社に行くよりも先に
氏神様に参拝し日々の感謝を伝えるようにしましょう。

正しい参拝方法は

1. 鳥居をくぐる前に一礼

2. 手水舎で左手、右手、口、柄杓の順に清める

3. 二礼二拍手一礼が基本

(違う場合もありますので、その神社の決まりに従ってください)
4. 鳥居をくぐったら最後に一礼

お賽銭の金額は決まっていません。

〇〇円なら縁起がいいと言って決まった金額を入れる人もいますが、
神様は金額で何かを推し量るようなことはしません。

多ければ良いというわけでもありません。

神社には午前中の静かな時間帯にゆっくりと訪れるのがおすすめです。

私はいつもお願いごとをするよりも、
感謝の気持ちや自分の誓い、目標を告げるようにしています。

 

 

お守りには期限はあるの?

 

神社で授かることのできるお守りの期限は
原則1年またはその年の終わりまでです。

期限が過ぎたお守りは神社にお返ししにいきましょう。

古札納所という返納場所が設けられている神社がほとんどですが、
見当たらない場合は巫女さんや神主さんに預けたら良いと思います。

遠方で困難な場合は、封筒に「お焚き上げ希望」と書いて
お焚き上げ料を添えて郵送で送ると良いでしょう。

間違っても引き出しに入れっぱなしで何年も放置…ということがないように、
お守りは「護符」の一種なので粗末に扱わないように気をつけたいですね。

また、神社で授かったお守りであれば
別の神社にお返しすることもできます。

寺院で授かったお守りは
神社にお返しすることはできないので注意してください。

神社は神社、寺院は寺院でお守りを返さなければいけない
ということを覚えておきましょう。