我堂八幡宮は大阪府松原市にある神社で、開運松原六社巡り(阿保神社・阿麻美許曽神社・我堂八幡宮・屯倉神社・柴籬神社・布忍神社)の一つとしても数えられます。
元日から15日までの六社巡りの期間は参拝客が多く訪れます。
ご祭神は品陀別命(ほんだわけのみこと)で、厄や災いを祓い清める厄除宮として知られています。
個人的に懇意にしている神社なので、月に3回はお詣りしています。
境内には金刀比羅宮、天雨神社、末廣稲荷神社、白髭神社の摂社があります。
入り口は正面(車道側)と西側に二か所ありますが、かつては西側の前の道が参道だったようです。
境内には力石と呼ばれる6つの石が置かれています。
この石は明治時代初期のものと考えられており、東我堂村・西我堂村の若者たちが力比べに使ったと伝えられています。
楠の瘤から南天が育つ不思議な光景が見られます
「開運厄除宮」と書かれた石碑が目印になります。決して広い境内ではありませんが、大きな木が何本も植えられているのが印象的です。
本殿横に大きな瘤のある楠が植わっています。この瘤の部分が長い年月を経て枯れ葉などの養分を吸収して土壌化され、そこから南天の木が生えているのがとても興味深いです。
1月、2月頃訪れると南天の木が実をつけている様子を見ることができます。
この木の生命力の強さにあやかり、傍には白髭神社の摂社が祀られています。
我堂八幡宮には女性の宮司さんがいらっしゃいますが、富永流の浪速神楽を嗜まれておりとても素敵な方です。御朱印を書いてくださっている方もこの宮司さんだと思います。
創建:1680年
所在地:松原市天美我堂4-11-20
最寄り駅:近鉄南大阪線河内天美駅、大阪メトロ御堂筋線北花田駅
一駅隣の新金岡駅からは徒歩圏内で金岡神社に行くことができます。
節分には湯立神事が開催されています。煮えたぎった釜のお湯に塩、酒、米を入れ攪拌し、あたりに撒き散らすといった神事でお湯がかかると厄除けや無病息災のご利益がいただけるというありがたいものです。
神社の正面入り口から向かって左側の境内に駐車スペースもあります。なんとか3台停められるかどうかといった小さなスペースです。
正面入り口に面した道路は歩道がなく、ひっきりなしに車が来るため少し危ないです。出入りの際は車や自転車に注意してください。
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