さかい利晶の杜は与謝野晶子と千利休にまつわるミュージアム

この間堺市堺区にある「さかい利晶の杜」に行ってきました。

利晶」というのは堺市にゆかりのある与謝野晶子と千利休から一文字ずつ取って名付けられたようです。
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さかい利晶の杜はフェニックス通り沿いにあります。
堺市民にはなじみの路面電車・通称チン電が走っています。

・堺市の観光情報や昔の堺の様子
・与謝野晶子の生い立ちや作品展示
・千利休の生い立ち、茶の湯体験施設

などを鑑賞・体験することができます。

また、敷地内には豆腐と湯葉料理が美味しい「梅の花」やスタバがあります。
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ガラス張りの外観が印象的です。

駐輪場横に無人レンタサイクルがあり、大浜公園や旧堺燈台、龍女神像や与謝野晶子生家などを見学する際は利用すると便利です。
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一階ロビー床にある昔の堺の地図。

堺空襲で焼失する前の堺の街並みを再現したジオラマも展示されています。

チケットは大人300円ですが、交通カードやWaonカードを見せると60円割引あり。

館内は撮影OKなところとNGなところがありました。

まずは貿易で栄えた堺の歴史、千利休の生い立ちや茶の文化の歴史の展示があります。

交易船の模型も置かれていました。

このあたりは写真OKか曖昧だったので撮りませんでした。

続いて2階にある与謝野晶子の展示へ。
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与謝野晶子は堺市出身の歌人で、たくさんの恋の歌や人生にまつわる歌を詠んだことで知られています。
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与謝野晶子の詩集は装丁にも力が入れられており、どの本もとても綺麗でお洒落でした。
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表紙を見るだけで手に取ってみたくなるような装丁ばかりでした。
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与謝野晶子の夫・寛の「後世にのこるものでなければならない」という考えによるもので、著名な画家たちが装丁を手掛けていたそうです。
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太陽をイメージした装丁。
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有名な「みだれ髪」。

このデザインのグッズが1階のミュージアムショップで売られていました。

一筆箋やマグネットなどがありました。
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辛いとき元気をもらえそうな言葉。一番印象に残りました。
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生家「駿河屋」の再現した展示。羊羹で有名な和菓子屋だったようです。
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二階からは千利休の生家が見えます。
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コロナの影響でこの日は閉門していました。

通常は開門されていて中に入ることができます。
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隙間から井戸が見えました。
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ミュージアムの外には様々な季節の花々が植えられています。

入館時に簡単なクイズが配られ、全問正解するとポストカードがもらえました。

数量限定のようです。

館内は週末でもとても空いていました。

1階では茶の湯体験受付の他、堺のお土産も売られています。

けし餅やくるみ餅などがおすすめです。

ここでゆっくり堺の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。



所在地: 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1
営業時間:9:00~18:00 (茶の湯体験は10:00~17:00)
第三火曜と年末年始は休業

読んでくださりありがとうございました。