前回の続きで、梅の花でご飯を食べた後すぐ隣にある利晶の杜に行きました。

入り口に警備員さんが立っていて体温チェックをしました。これからはどこの施設でもこれが一般的になるんでしょうか。

コロナじゃなくても微熱があったら不便ですね。もともと体温高めの人は大変そう。

それはさておき、利晶の杜の入り口付近には観光マップや冊子がたくさん置いてあります。

無料のるるぶもあってけっこうよくできているので、堺に来られることがあればチェックしてみることをおすすめします。

利晶の杜の館内見学はwaonカードや各種交通ICカードを提示すれば割引が受けられます。
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1階の見学ゾーンにある船の模型。

この施設のすぐ近くにある旧堺港では昔交易が行われていて、世界中から訪れた多くの人々で賑わっていました。

戦争で街が焼かれ、その後工業都市化が進んで今では交易港だった名残はありません。



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交易があったとされる都市。タイのアユタヤ王朝とも交易があったというのが驚きです。

もし現在でも物と人の行き来が途絶えていなければ、堺の様相も大きく変わっていただろうと思います。
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帰りに自転車で寄ってみたんですが、これが現在の堺港です。

周辺には工場が立ち並んでいます。
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壁に描かれた絵からほんの少しだけ当時の様子を伺い知ることができます。
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奥にある白い灯台はレトロな木造建築でこの辺りでは数少ない見どころだと思います。

灯台としては現在はもう使用されていません。
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海が見たくなったらたまに自転車でこの辺りに来ています。

夏場は写真にもある高架の下に日陰ができるのでちょっとした休憩にはちょうどいいです。

いつもは閑散としていますが夕日の見える時間帯になるとカメラマンで賑わうようです。

話を戻して、利晶の杜1階には堺の交易の歴史コーナーの他にもう1つ、千利休の生い立ちについて紹介されているコーナーがあります。
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当時お茶会では精進料理のようなものが出されていたようです。

麩のお菓子などは隣にある梅の花でも食べることができます。
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千利休コーナーの突き当たりまで歩いて行くと、外に出て茶室を外側から覗いてみることができます。

茶室特有の狭い勝手口のようなものもありました。

現在はコロナで休止していますが予約をすれば茶道体験ができるエリアもあります。

すぐ近くには千利休の屋敷跡もあり、敷地内に無料で入って井戸などを見学することができます。

堺に来られた際には是非立ち寄ってみてください。

2階エリアには堺生まれの詩人・与謝野晶子の遺した詩集や生い立ちの紹介コーナーと、その時々によって変わる展示コーナーがあります。

与謝野晶子の展示は前回紹介したので、今回は省きます。

企画展についてはまた次回に。お読みいただきありがとうございました🌸