明日香村完結編です。

自転車で明日香村から壺阪山方面に向かって進んで行くと、道なりにキトラ古墳と四神の館があります。
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キトラ古墳は高松塚古墳が発見された後に、近所に似た形状の古墳らしきものがあるとの近隣住民の声によって発掘調査が始まったそうです。
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キトラ古墳は丘陵の南部分に位置しています。

7世紀末から8世紀初頭頃に造られた古墳だそうです。
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その規模は大阪の堺市にある仁徳天皇陵と比べてみると分かるように小規模なものです。
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鎌倉時代に盗掘を受けたみたいですが、石室の中からは琥珀玉や刀装具などの副葬品や木棺片、人骨などが出土されました。

昭和58年にファイバースコープによる調査の結果、内部に壁画が描かれていることが判明しました。
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四神の館内にも展示されていますが、朱雀・玄武・青龍・白虎から成る四神と十二支像、天文図が発見されました。
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この施設では予約制で壁画の実物を見学することができます。

石室のレプリカは施設内に展示されていて、無料で見ることができます。
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奥に見えるのは玄武の壁画です。

高松塚古墳でも同様に四神の壁画が発見されています。

明日香村=四神の壁画のイメージが強く、土産物屋でグッズが売られていたり橋に絵が描かれていたりします。

渡瀬悠宇さんの漫画「ふしぎ遊戯」にも四神が登場し、作品の中で主人公たちが高松塚壁画館で壁画を眺めている場面もあります。
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また、施設内には朝鮮から渡来してこの地に文化を伝えた渡来人たちの作った集落の紹介もあります。

実際キトラ古墳の近くに当時の様子が復元された遺跡があります。
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キトラ古墳に行くなら四神の館も併せて訪れることをお勧めします。

発掘調査の過程や使用された道具などの紹介もありますし、天井に浮かぶ天文図は星空のようでとても綺麗でした。

今回は紹介しませんでしたが、他にも明日香村には素敵なところがたくさんあります。

10月に訪れると奥飛鳥にある稲渕の棚田でかかし祭りが開催され、ユニークなかかしがあちこちに飾られます。また行く機会があればブログで紹介したいと思います。