毎年秋になると奈良にあるトレイルコース「山の辺の道」を歩いています。

山の辺の道とはその名の通り山の辺に沿った歴史ある道なんですが、南コースと北コースがあり南コースは天理~桜井まで約16kmあります。

今回は家を出た時間が遅かったのでショートカットして桜井線の長柄駅からスタートしました。長柄は天理の一つ隣の駅です。

長柄から山の辺の道トレイルコースに辿り着くまでに、2つの神社に通りかかったので今回はそのうちの一つ「素戔嗚神社」を紹介したいと思います。

「素戔嗚神社」は長柄駅から徒歩5分程度のところにある小さな神社でした。
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周辺には「戦艦大和」の守護神が祀られていた「大和神社」があります。

創建由緒についてはよく分かりませんでしたが、「兵庫町牛頭」と神社前の立て札に書かれていたのでかつては「牛頭天王(ごずてんのう)社」だったようです。
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この神社は大和神社の北側にありましたが、南側にも素戔嗚神社があります。

素戔嗚信仰の強かった土地なのかもしれません。

素戔嗚(スサノオノミコト)は天照大御神の弟神で、乱暴な性格であったと言われています。

天照大御神が岩戸に隠れる原因を作り高天原から追放されました。
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こじんまりとした本殿が鳥居の正面にあります。
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戊辰戦争の慰霊碑もありました。

徳川幕府が大政奉還を行った後に起きた戦です。
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境内の至るところに掃き集められた銀杏がありました。

銀杏は茶碗蒸しに入れて食べたら美味しいけど、他にどんな食べ方があるんでしょうか。