山の辺の道編の最後は三輪山麓にある檜原(ひばら)神社を紹介します。

檜原神社は三輪山をご神体とする大神神社の摂社です。

檜原神社近辺は以前この記事で紹介しているので、よかったらどうぞ。



山の辺の道を歩いて行くと三輪山方面に続く坂道に入ります。

この道をずっと登っていくと檜原神社に到着します。

周辺には休憩処が2ヶ所あります。

無人販売所では、三輪名物のそうめんのふしや切り干し大根などが売られています。

春先に行くとさくらんぼが販売されていることも。
今の時期は柿でした。ほぼ100円です。

FullSizeRender

無人販売所に飾られていたカラスウリ。
カラスウリは食べれないので観賞用です。

ちなみに三輪名物でもう一つおすすめしたいのがみむろのもなかです。

大神神社を出てJR三輪駅へ向かう道すがらにお店があります。

そんなに甘すぎず、小さめのサイズなので食べやすいです。

FullSizeRender

ご祭神は天照大御神
拝殿はなく、三ツ鳥居を通してその奥にあるご神座に参拝します。


三ツ鳥居の左側の祠には豊鍬入姫命が祀られています。

皇居に祀られていた天照大神を崇神天皇が豊鍬入姫命に託し
この地に祀ったことから元伊勢の伝承地とされています。

FullSizeRender

広々とした境内は高台にあるので見晴らしが最高です。

FullSizeRender

境内には万葉の歌碑もあります。

IMG_4307

ここから大和盆地を見下ろすことができます。

天気の良い日には二上山が見えます。

ここは知る人ぞ知る絶好の夕日観測スポットです。

日が暮れると辺りは真っ暗になるので
写真を撮った後は早めに帰ることをおすすめします。

檜原神社を抜けて20分程山道を歩くと狭井神社に到着します。

狭井神社も大神神社の摂社で、三輪山への登山口がある神社です。

登拝に興味のある方はこちらをご覧ください☺

三輪山は呼ばれた人しか登れない山と言われています。



檜原神社参拝の後はすぐ近くにある大神神社へ。

IMG_4317

大きな杉の木には蛇の神様が宿っていると言われています。

いつ訪れても生卵と日本酒が供えられています。

大神神社の巫女さんや神職の方々は
この木の前を通りすぎる時は必ずお辞儀をされています。

IMG_4319

帰りは大神神社の正面入り口から出ました。

神社周辺には三輪名物のそうめん屋さんや土産物屋さんが立ち並んでいます。

今年も山の辺の道を歩けて良かったです。

冬の寒い空気の中を歩くのも好きなので
年明けあたりにまた誰かと歩きたいなと思います。

山の辺の道編、長くなりましたが
最後までお読みいただいた方ありがとうございました。