JR黄檗駅付近にある『コッコチキン』でテイクアウトしたチキンを食べた後、黄檗山にある『萬福寺』を訪れました。
この間テレビでこのお寺が紹介されていて、日本では珍しい中国建築様式のお寺ということで興味を持ちました。日本にいながら異国情緒を感じられるお寺です。
JR黄檗駅前から伸びる参道を真っ直ぐ歩いて行けば5分もかからず到着します。

萬福寺は中国から渡来した隠元禅師が1661年に開いたお寺。
隠元禅師はインゲン豆やスイカなどを日本に伝え、食や文化に影響を与えた人物です。
宗派は日本三禅宗(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)のうちの一つ・黄檗宗にあたるそうです。
建造物は中国・明の時代の建築様式が取り入れてられており、伽藍の配置で廊下が回廊で結ばれているのが大きな特徴です。後で写真で紹介したいと思います。

境内はかなり広いです。背後には黄檗山が聳えています。

これは重要文化財に指定されている三門で、ここで拝観料を払って中へ入ります。
萬福寺では定期的にゲストを招いてイベントが行われているらしく、この日はパティシエ・鎧塚さんのトークショーがありました。住職とご友人だそうです。
また、宇治市では観光客に宇治茶をPRしているらしく、受付で宇治茶のセットをいただきました。

こういう石畳の配置も中国様式を取り入れているんでしょうか。
歩きにくいので横を通りましたがおしゃれで良いと思います。

寺の玄関にあたる天王殿には布袋尊が。
想像していたよりも小さめでしたが、金色に輝いていて存在感がありました。

七福神の一人・布袋尊は貧しい人々に袋の中身を与え、お返しにもらったものを袋の中に入れて持ち歩いたそうです。
その袋にちなんだ願掛けです。願い事を書いた紙を袋に入れて奉納すると願いが叶うと言われているようです。
他にも天王殿にはいくつかの像がありました。



天王殿を抜け、石畳の敷き詰められた道を進むと正面に大雄宝殿があります。

鎧塚さんのトークショーが始まる前の様子。ライブなどのイベントはこの建物の正面にある舞台で行われているようです。
中央に置かれている大きな魚は2.3mあるそうです。
かつて萬福寺では多くの中国僧が生活していたらしく、食事の時間を知らせるために鳴らされていました。
木魚の原型となったもので開版と呼ばれているそうです。

食堂前にも吊るされていました。この奥が売店になっていて京都の銘菓や仏具、お守りなど様々なものが売られています。
拝観受付でもらったコーヒーの割引券がここで使えます。
イベントのゲストで来られていた鎧塚さんのお店のチョコレートも売られていました。

トークショーは遠くから少しだけ見ました。
中国風精進料理『普茶』
萬福寺で行われる儀式や作法なども中国・明の時代に制定された仏教儀礼で行われているそうです。
お経は明朝から続く黄檗唐韻の発音で今でも詠まれています。
これまでに4~5回程台湾に行ったことがありますが、台湾のお寺は全体的にカラフルな装飾が施されていたことを思い出しました。
萬福寺にも中国風の仏像や香炉がありました。


萬福寺では中国風の精進料理を食べることができます。(事前予約制)
日本の精進料理は質素に作られていますが、中国のものはお寺での行事で茶礼という儀式が行われた後に慰労会で出されたもののようです。
山で採れたものをふんだんに使って彩りも鮮やかな中国風精進料理は『普茶』と呼ばれているそうです。
私は食べていないんですが、ホームページに料理の写真と説明が載っていたのでよければ見てみてください。
唐揚げが具のお吸い物や梅干しの揚げ物など、ちょっと変わった料理もあってとても美味しそうでした。デザートもあります。
機会があれば食べてみたいです。
萬福寺の境内を歩いていて面白いなと思ったものを写真でいくつか紹介します。
まずはこの壁。石が埋め込まれていました。

長い回廊。建物同士が回廊でつながっているので雨の日でも濡れずに移動できます。

寿塔という小さな塔。
これは何か分かりませんでした。

庭園にあった井戸。


緑に囲まれた静かな空間でした。
この日は雨が降り出しそうな曇り空でしたが、晴れた日に訪れるとまた違った雰囲気なのかもしれません。
-黄檗山 萬福寺情報-
所在地:京都府宇治市五ケ庄三番割34
最寄駅:JR/京阪黄檗駅 (JR駅から徒歩5分)
拝観料:大人500円、子供300円
時間:9時~17時(16時半最終受付)
ホームページはこちら
-黄檗山 萬福寺情報-
所在地:京都府宇治市五ケ庄三番割34
最寄駅:JR/京阪黄檗駅 (JR駅から徒歩5分)
拝観料:大人500円、子供300円
時間:9時~17時(16時半最終受付)
ホームページはこちら
この間テレビでこのお寺が紹介されていて、日本では珍しい中国建築様式のお寺ということで興味を持ちました。日本にいながら異国情緒を感じられるお寺です。
JR黄檗駅前から伸びる参道を真っ直ぐ歩いて行けば5分もかからず到着します。

萬福寺は中国から渡来した隠元禅師が1661年に開いたお寺。
隠元禅師はインゲン豆やスイカなどを日本に伝え、食や文化に影響を与えた人物です。
宗派は日本三禅宗(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)のうちの一つ・黄檗宗にあたるそうです。
建造物は中国・明の時代の建築様式が取り入れてられており、伽藍の配置で廊下が回廊で結ばれているのが大きな特徴です。後で写真で紹介したいと思います。

境内はかなり広いです。背後には黄檗山が聳えています。

これは重要文化財に指定されている三門で、ここで拝観料を払って中へ入ります。
萬福寺では定期的にゲストを招いてイベントが行われているらしく、この日はパティシエ・鎧塚さんのトークショーがありました。住職とご友人だそうです。
また、宇治市では観光客に宇治茶をPRしているらしく、受付で宇治茶のセットをいただきました。

こういう石畳の配置も中国様式を取り入れているんでしょうか。
歩きにくいので横を通りましたがおしゃれで良いと思います。

寺の玄関にあたる天王殿には布袋尊が。
想像していたよりも小さめでしたが、金色に輝いていて存在感がありました。

七福神の一人・布袋尊は貧しい人々に袋の中身を与え、お返しにもらったものを袋の中に入れて持ち歩いたそうです。
その袋にちなんだ願掛けです。願い事を書いた紙を袋に入れて奉納すると願いが叶うと言われているようです。
他にも天王殿にはいくつかの像がありました。



天王殿を抜け、石畳の敷き詰められた道を進むと正面に大雄宝殿があります。

鎧塚さんのトークショーが始まる前の様子。ライブなどのイベントはこの建物の正面にある舞台で行われているようです。
中央に置かれている大きな魚は2.3mあるそうです。
かつて萬福寺では多くの中国僧が生活していたらしく、食事の時間を知らせるために鳴らされていました。
木魚の原型となったもので開版と呼ばれているそうです。

食堂前にも吊るされていました。この奥が売店になっていて京都の銘菓や仏具、お守りなど様々なものが売られています。
拝観受付でもらったコーヒーの割引券がここで使えます。
イベントのゲストで来られていた鎧塚さんのお店のチョコレートも売られていました。

トークショーは遠くから少しだけ見ました。
中国風精進料理『普茶』
萬福寺で行われる儀式や作法なども中国・明の時代に制定された仏教儀礼で行われているそうです。
お経は明朝から続く黄檗唐韻の発音で今でも詠まれています。
これまでに4~5回程台湾に行ったことがありますが、台湾のお寺は全体的にカラフルな装飾が施されていたことを思い出しました。
萬福寺にも中国風の仏像や香炉がありました。


萬福寺では中国風の精進料理を食べることができます。(事前予約制)
日本の精進料理は質素に作られていますが、中国のものはお寺での行事で茶礼という儀式が行われた後に慰労会で出されたもののようです。
山で採れたものをふんだんに使って彩りも鮮やかな中国風精進料理は『普茶』と呼ばれているそうです。
私は食べていないんですが、ホームページに料理の写真と説明が載っていたのでよければ見てみてください。
唐揚げが具のお吸い物や梅干しの揚げ物など、ちょっと変わった料理もあってとても美味しそうでした。デザートもあります。
機会があれば食べてみたいです。
萬福寺の境内を歩いていて面白いなと思ったものを写真でいくつか紹介します。
まずはこの壁。石が埋め込まれていました。

長い回廊。建物同士が回廊でつながっているので雨の日でも濡れずに移動できます。

寿塔という小さな塔。
これは何か分かりませんでした。

庭園にあった井戸。


緑に囲まれた静かな空間でした。
この日は雨が降り出しそうな曇り空でしたが、晴れた日に訪れるとまた違った雰囲気なのかもしれません。
-黄檗山 萬福寺情報-
所在地:京都府宇治市五ケ庄三番割34
最寄駅:JR/京阪黄檗駅 (JR駅から徒歩5分)
拝観料:大人500円、子供300円
時間:9時~17時(16時半最終受付)
ホームページはこちら
-黄檗山 萬福寺情報-
所在地:京都府宇治市五ケ庄三番割34
最寄駅:JR/京阪黄檗駅 (JR駅から徒歩5分)
拝観料:大人500円、子供300円
時間:9時~17時(16時半最終受付)
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