大阪城公園はガラガラでした

今回は大阪城公園内にある豊国(ほうこく)神社を紹介します。
豊臣秀吉公が祀られている神社です。

訪れたのは年末でした。
仕事で近くまで来たので大阪城公園に立ち寄りました。

私は昼休みによく散歩しているのですが、
体力維持のために多い時で2駅分くらい歩いたりしています。

汗だくで会社に帰ってきているのを見て
不審に思っている人もいるかもしれません。

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大阪城の外堀が好きなので、ここでしばらく休憩していました。

門をくぐって中へ。

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秋に訪れた時よりもさらに人が減って、ほぼ無人でした。

こんなご時世だから人はいないに越したことはないです。

こんな空いているのはめったにない機会なので、
天守閣前まで行きました。

天守閣は登れるみたいでしたが、
登っている人はほとんどいなかったと思います。

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出世開運の神様・豊臣秀吉公が祀られた豊国神社

この天守閣前広場(勝手にそう呼んでいる)へと続く門の近くにあるのが
豊国神社です。

豊臣秀吉公の功績を称えて現在の中央公会堂がある場所に建てられましたが、
大正元年に府立図書館付近に移転→昭和36年に大阪城公園内に移転という変遷があります。


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この辺りも全然人がいませんでした。

鳥居の先に半年間の穢れを払う
茅の輪くぐりが設置されていたのでくぐってきました。

豊臣秀吉公像のすぐ隣にあります。

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2つめの鳥居をくぐった先に拝殿があります。

豊臣秀吉公を祀る豊国神社は出世開運のご利益があるとされています。

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年末でしたがもう翌年の絵馬が用意されていました。

現代風の牛でした。

コロナウイルスを踏みつぶしてくれそうな力強さを感じます。

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拝殿脇に佇む狛犬は大きめでした。

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拝殿付近にある重森三玲晩年の作品・「秀石庭」

拝殿東側には重森三玲によって作庭された枯山水の庭園があります。

昭和の時代に造営されたようです。

中には入れませんが、柵越しでも全体をよく見渡すことができます。

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観賞用といった感じです。

大阪城は石山本願寺があった場所に建てられましたが、
この庭園は石山をテーマに作られたようです。

秀吉の「秀」と石山の「石」をとって
「秀石庭」と名付けられました。

この石の庭は見落としがちな場所にあるので
是非豊国神社を訪れた際には拝殿周りを一周してみてください。



摂社は宇迦之御魂神を祀る若永神社

末社は鳥居西側をくぐって西側にあります。

穀物の神様・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祀られた
若永神社。

お稲荷さんです。

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かつては豊臣秀吉公御用商人の屋敷があった淀屋橋に鎮座していたのを
こちらの場所に移転させたようです。

その隣には七夕神社をはじめいくつかの神社が合祀されていました。

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-豊国神社詳細-
大阪城公園内にあり
最寄駅:大阪メトロ谷町線・谷町四丁目駅から徒歩10分
(大阪歴史博物館前につながる出口から出るのが近いです)


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