昨年12月末に堺市中区へ、前から気になっていた
不思議な建造物を見に行ってきました。

堺市中区は深井駅周辺しか訪れたことがなかったんですが、
自転車での行動範囲を広げてみようと思い出発しました。

今回訪れたのは『土塔』と呼ばれるピラミッドのような塔。

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聖武天皇から東大寺の建立を託された大僧正・行基は堺市生まれ

668年に堺市西区家原寺町付近で生まれた僧・行基によって造られました。

行基は50歳半ばから仏教の布教以外にも、
橋を架けたり灌漑用の溜池を造ったりと社会事業に尽力してきました。

土塔はそんな行基が60歳の時に造ったものですが、
行基を慕っていた多くの民衆の協力があってこそ成し得たことのようです。

布教を始めた当初は迫害を受けていた行基でしたが、
こういった社会事業によって認められ
745年には聖武天皇から東大寺の大仏建立を託されました。

また、同時に行基は大僧正という僧侶としての最高位を授けられました。

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説明文がありました。発掘調査の結果わかったことが書かれています。

ここに存在する土塔はレプリカですが、当時13層から成る
饅頭型の土壇の上に八角形の建造物が造られたようです。

建物の形状は奈良県の法隆寺夢殿や栄山寺八角堂、室生寺五重塔を
参考に造られたらしいです。

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小さなミニチュア模型が置かれていました。

精巧に造られています。てっぺんには寺院にある塔のようなものが。

土塔の規模は、一辺が53.1m、高さ8.6m以上。

十三重の塔の各層には瓦が敷かれていました。

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当時使用されていた瓦の一部が保存されていました。

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びっしりと敷き詰められた瓦には
当時行基を手助けした住民の名前が刻まれていたようです。

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近くで見ると迫力がありました。

住宅街の中の墓地と公園に囲まれた少し不思議な空間でした。

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遺構が再現された部分もあります。

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この日は閉門していましたが、土塔に登れるのか階段がついていました。

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当時頂上からはどのような風景が見えたのか気になります。

この土塔は大野寺の仏塔ですが、道路を挟んですぐのところに大野寺はありました。

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大野寺は高野山真言宗の寺院で、十一面観音立像が御本尊のようです。

このお寺も行基によって727年に開かれました。
 
現在は本堂と門、庫裡しか残されていませんが、
当時は伽藍を有する大寺院だったみたいです。



-土塔アクセス情報-
所在地:大阪府堺市中区土塔町2143-1
最寄駅:泉北高速鉄道・深井駅から徒歩で1.1km
南海高野線・堺東駅→南海バス・深井駅行き乗車→深井東町バス停駅下車すぐ



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