染め物は堺市の伝統産業

大阪府堺市の伝統産業には包丁や線香、鉄砲などがありますが手ぬぐいもその一つとして知られています。

今回紹介するのは『注染』という伝統技術を用いて作られた手ぬぐい専門店『にじゆら』です。『にじゆら』で取り扱われている手ぬぐいは
堺市にある染工場・株式会社ナカ二が手掛けています。

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このような季節の行事にまつわるデザインもあります。画像はホームページよりお借りしました。


堺市出身のメンバーがいるなにわ男子も染め物を体験しに来た

二年前に関西ジャニーズジュニアのなにわ男子さんが某ニュース番組内の『なにわの仕事を学びまSHOW』というコーナーで取材に来られたこともあるようです。

なにわ男子の西畑大吾さんは堺市出身で『堺市Walker』の表紙にもなっています。

2025年のに開催予定の大阪万博ではなにわ男子さんがアンバサダーを務めることになっているそうです。とても人気のあるグループみたいなので、堺をはじめ関西を盛り上げていって欲しいなと思います。



注染とは

さて話は戻りますが、『にじゆら』の商品を取り扱う染工場では『注染』という伝統的な技法が用いられています。

注染は手ぬぐいや浴衣に使われる技法で、職人が色をつけたい部分に染料を流し込み染める方法です。手作業なのでぼかしや滲みなど、機械では出せない繊細な色が出せることが特徴です。


江戸時代に木綿栽培が盛んな地域だったことから、泉州は生地の産地として知られていました。染め物は海や川など水を多く使用できる地域で行われるのが一般的なので、海がある堺市はまさにうってつけでした。

ちなみに和歌山も染め物産業が盛んです。

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にじゆらさんで販売されている商品。ネット販売もありますが、神戸・京都・大阪・東京にも店舗があるようです。こちらも画像はにじゆらさんのHP内からお借りしました。

堺市の観光名所(旧堺燈台など)の手ぬぐいもありますので、堺市に来られた際はお土産に買って帰るのはいかがでしょうか。

利晶の杜の土産物屋でも販売されています。
山之内商店街内にある町家カフェsacayでも店内にも飾られていました。

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