久しぶりに堺市にある古墳の紹介です。

とは言っても百舌鳥古墳群がほぼ紹介し終えているので、残すは倍塚などの小さな古墳になります。

今回、そう言えばまだだった!と思いついたのが日本一大きな古墳・仁徳天皇陵のすぐ近くにある『収塚(おさめづか)古墳』です。

仁徳天皇陵についてはよろしければこちらをご覧ください(*^^*)



収塚古墳は仁徳天皇陵の倍塚の一つで、5世紀中頃に造られたものと推測されています。

墳丘の長さは59m、後円部の高さ4.2mの帆立貝型前方後円墳です。

墳丘や濠からは円筒埴輪、朝顔形埴輪、キヌガサ形埴輪、須恵器などが出土されています。

また、後円部にはかつて鉄製短甲が散らばっていたことが判明しました。

今では前方部分が削られ、濠も埋まっているので円墳のように見えます。

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この背後に百舌鳥古墳群の玄関口とも言えるJR阪和線百舌鳥駅・三国ヶ丘駅があるのですが、収塚古墳は古墳を見に訪れた人がまず初めに目にする古墳です。

小さめなので気づかずに通りすぎる人もいますが…。

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これはすぐ近くにある土産物屋『もず庵』から撮った写真です。

もず庵では堺市の土産物が販売されています。

にじゆらの手ぬぐいや堺の名品の線香、古墳の形をしたお菓子などが並んでいます。

ソフトクリームも売られているんですが、2月にしては暖かい日だったので私も買って店の外にあるベンチで食べました。巨峰味にしました。

ちなみにもず庵は無料Wi-Fi完備です。お店の外に出ても使えます。

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すぐ隣にある広場では、少年二人が熱心にスケボーの練習をしていました。

スケボーをするとダイエットになるらしく、数週間で2キロ痩せたそうです。

スケボーダイエット、新しいですね。




-収塚古墳アクセス情報-

所在地:堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
最寄駅:JR阪和線百舌鳥駅から徒歩2分

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地図でお分かりの通り、すぐ近くに仁徳天皇陵と長塚古墳があります。

長塚古墳と今回紹介した収塚古墳のちょうど間くらいに、古墳の焼き印の入ったパンが売られている『ロアール』というパン屋さんもありますのであわせて訪れてみるのはいかがでしょうか。

こちらの記事をご参考にしていただければ幸いです。



堺市北区・堺区の古墳はほぼ紹介し終えましたが、南区にも古墳が点在していてしかも窯跡まで残っているとの情報を入手しましたので今後機会があればそちらも訪ねてみたいと思います。