2か月ほど前の話になりますが、大泉緑地に向かっている途中いつもと違う道を進んでいると見たことのない神社を発見しました。それが今回ご紹介する『八坂神社』です。

八坂神社というと京都の祇園にある神社を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。南花田で見つけたこの八坂神社も素戔嗚(スサノオノミコト)がご祭神として祀られていました。他にも保食神(うけもちのかみ)と呼ばれる五穀豊穣の神様が祀られています。

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住宅街の中にひっそりと佇んでいたので、この土地の人以外が通りがかりに神社を発見することはあまりないのではないかと思います。今回参拝することになったのは何かのご縁なのかもしれません。

境内は大きな楠木に覆われていました。鳥居をくぐって正面のところに本殿があります。灯篭横には『八坂神社宮跡』と書かれた石碑が立てられていました。当時の様子が気になります。

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拝殿の様子です。よだれかけみたいな布をつけた狛犬が両脇に鎮座していました。お賽銭箱は設置されておらず、扉にあった小さな穴から投入しました。

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境内には人気がなくとても静かで落ち着いた雰囲気の神社でした。明治時代には金岡神社に合祀されたこともあるようですが、またこの地に戻ってきたようです。金岡神社についてはこちらの記事をご参照ください。

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境内には記念碑や小さな祠もありました。祠に祀られている神様は分かりませんでした。

それにしても今まで何度も訪れている大泉緑地のすぐ近くにあったのに、全く気づかなかったことが本当に不思議でした。意識して見ると大きな楠木が生い茂っている場所があるので、確かにそこにあることが分かります。

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また機会があれば参拝したいと思います。この辺りには他にも二つの八坂神社があることが分かりました。なぜ八坂神社ばかりがあるのか、その謎も解き明かしていきたいです。

八坂神社所在地はこちらです↓