開運松原六社巡りの一社『柴籬神社』を出て自転車で5~10分程のところにある『河内大塚山古墳』に到着しました。河内大塚山古墳は宮内庁が管理する陵墓参考地の一つで、周濠を持つ巨大な前方後円墳です。6世紀中頃~後半の築造と考えられています。

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墳丘の全長は335m、前方部230m、後円部185m、前方部高4m、後円部高20mの規模だそうです。人口の造山ながら、松原市内では最も標高が高いことで知られています。
墳丘の主軸長では日本第5位に入るそうです。

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自転車で周りを一周してみましたがなんとなく前方後円墳の形をしている様子は見て取れました。ちなみに後円部から出土された石室の一部は柴籬神社にある手洗鉢に転用されています。江戸時代に造られたようです。

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桟橋部分にいた一羽のサギと二羽のカラス。
1対2で睨み合っていて今にも喧嘩が始まりそうでした。

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嫌な予感は当たりました。カラスが突然二羽がかりでサギに飛びかかり、しばらくつつき合いが続きました。サギの方が体はでかいのですが、二羽がかりで攻撃されると抵抗できないようです。長すぎる身体が仇になったのかもしれません。

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この直後、あっけなくサギは水面に落とされました。その後とぼとぼと飛び去って行きました。カラスはやっぱり強いです。頭もいいし。

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森の中はカラスに支配されているのかもしれません。古墳自体は綺麗な前方後円墳の形をしている気がするのでいつか上空から見てみたいなと思いました。

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堺市立博物館に河内大塚山古墳の出土品が展示されていました。神獣鏡は儀式に使用されたのでしょうか。
河内大塚山古墳は駅で言うと近鉄南海線の恵我ノ荘駅(羽曳野市)が近いですが、羽曳野市と松原市の境目付近にあるため松原市に位置するようです。

地面にバラのおしゃれなマンホールがありました。まつばらとばらを掛けているんでしょうか。

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河内大塚山古墳の地図



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