奈良が好き

2021年01月16日

奈良県桜井市『三宝稲荷荼枳尼天』には狐に乗った天女様が祀られている!?

坂の上にひっそりと佇む三宝稲荷荼枳尼天は神仏習合の地

今回は2020年に訪れた奈良県桜井市にある
『三宝稲荷荼枳尼天(さんぽういなりだきにてん)』を紹介します。

桜井市駅で自転車を借りて周囲を散策していたら偶然見つけた神社です。

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稲荷とつくことから、狐にまつわる神社であることが分かります。

荼枳尼天(だきにてん)は初めて知ったので調べてみたのですが、
インドの神様ダーキニーのことのようです。

ダーキニーは人を喰らう恐ろしい神様として知られていたようですが、
その後改心して福の神となったらしいです。

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日本では神仏習合でお稲荷様(狐)としての性質を持ち合わせており、
商売繁盛にご利益があるとされています。

その他にも開運厄除けや所願成就、病気平癒、家内安全など幅広いご利益が。

中央に置かれている石が気になります。

神社の名前『三宝』と何か関わりがあるのでしょうか。

狐に見られている感をすごく感じました。迫力があります。

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坂を登ったところにある鳥居をくぐってすぐ左手側に稲荷の社がありました。

この鳥居の正面に見えていたのは、こちらの建物。

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神社というよりも寺院のような雰囲気です。

傍らには二体の像。

この神社は神仏習合の要素が強く、他にも数体の仏像が祀られていました。

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不動明王かと思ったけど違うかもしれません。

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弁財天なのか?

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賽銭箱もなく、参拝作法もよく分かりませんでした。

神社とお寺が一体となっているようですが、何やら不思議な場所でした。

奈良県桜井市大字谷の坂を登ったところにあり、
JR/近鉄桜井駅からは自転車で5分もかからないところにあります。

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周辺には『若櫻神社』や『等彌神社』など歴史ある神社がありました。

それらはまた次回紹介したいと思います。



桜井市駅前の美味しいカフェレストラン・MAGIC & MALET

桜井市に来ると必ず訪れているカフェレストラン、
マジックマレットに今回も行ってきました。

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Aセットの油淋鶏にしました。

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大根と果物のサラダが食べたことのないような新鮮な味ですごく美味しかったです。

大根と果物が合うっていうのは新発見でした。

さつま芋と豆のキャラメル和えはスイーツみたいでおやつ感覚で食べました。

家でも作ってみたいです。

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赤しそのホットサワー。これも初めて飲んだのですが、甘酸っぱくて美味しい。

しその飲み物って珍しい気がしました。

マジックマレットは毎月マレットごはんを食べに行きたいぐらい大好きなお店です♪

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2020年12月13日

奈良県北葛城郡にある馬見古墳群 最大規模の巣山古墳

奈良県広陵町にある馬見丘陵公園内には馬見古墳群最大規模を誇る『巣山古墳』があります。

写真は少し離れた場所から撮ったもので、手前に広がっているのは田んぼです。

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巣山古墳は墳丘全長約220m、後円部径約130m、高さ約19m、前方部幅約112m、
高さ約16mの前方後円墳で、左右のくびれ部には造り出しが設けられています。

造り出しはでっぱりのような部分でかつて祭祀が行われた場所とされています。



4世紀末に築造された巣山古墳は古墳時代中期初頭の葛城の王墓と推測されています。

墳丘の周りをぐるっと濠が取り囲んでいます。

周濠の北東部からはクスノキとスギで作られた
喪船』と思われるものの一部が見つかっています。

これは死者の葬送に使われたもので、
使用後には解体して埋められたと考えらえています。


写真の右下にあるのが復元された喪船です。

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外堤には高く盛られたところがあり、発掘調査の結果
この部分にかつて円筒埴輪列と円筒棺が設置されていたことが分かりました。

円筒棺の造られ方は埴輪と似ていて、笠上の蓋が付けられていました。

内部からは鉄剣・鉄鍬・鉄鎌・鉄斧が見つかっています。

同時に見つかった船形埴輪には『直狐文』という珍しい模様が施されていたようです。

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濠の外側はぐるっと歩いて回れるようになっています。
写真は後円部の様子です。

復元された円筒埴輪が並べられている場所がありました。

一部は植木鉢として使用されていました。

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馬見丘陵公園へ行くには公共交通機関を利用する場合、

①近鉄池部駅から徒歩→公園北口から入る
②近鉄大和高田駅もしくは五位堂駅からバスで20分程度→公園中央口

のルートがありますが、巣山古墳を訪れる場合は②からの方が近いです。

①だと公園の端から端まで歩くことになるので、
運動がてらに歩いてみるのも良いですがやや遠いです。ご参考ください。

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近くにある竹取公園には古墳時代の住居が復元された場所があるそうです。

竹取物語のモデルになった場所らしく、
竹林が広がっていたりトイレが竹の形をしているみたいです。

また機会があれば行ってみたいと思います。


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2020年12月12日

奈良おすすめのレジャースポット 馬見丘陵公園の秋

11月上旬に友達と奈良・池部にある馬見丘陵公園(うまみきゅうりょうこうえん)に行ってきました。

美術館が好きな友達なんですがコロナ感染が再拡大してきている今、広々とした公園の方が安全だろうということでここに行くことに決めました。

馬見丘陵公園は南北に連なる大きな公園で、出入口は何か所もあるんですが今回は近鉄田原本線・池部駅から徒歩2~3分程のところにある北口から入りました。

入ってしばらくは木々に囲まれた緑道が続きます。



公園中央部にあるカフェレストランでお昼を食べました。

ここはちょっとしたフードコートのようになっていて、ランチのお店・パンケーキのお店・ドリンクやジェラートのお店がそれぞれあり自由に買って好きな席で食べることができます。

どのお店も美味しくてフードコート内も清潔感があるので公園に来た時はここで食事するのが楽しみです♪
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友達はランチプレートセット、私はオムチーズハヤシライスとサラダを注文。

飲み物はお手製のブルーベリーソーダです。どれもすごく美味しかったです。

カフェレストランからダリア園が見えるのですが、ちょうど見頃で背の高い大きなダリアが満開でした。

写真を撮ってきたので載せます。変わったのもあるのでよければご覧ください。
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これは手のひらに収まるサイズの小さなダリア。
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丁寧に手入れされていてどのダリアも綺麗に咲いていました。

ダリアを見るなら10月下旬~11月中旬頃がおすすめです。



公園東口付近にあるカリヨンの丘ではコキア並木が見れました。

コキアは夏から秋にかけて緑から赤に変わりますが、赤を通りすぎて茶色くなっていました。
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顔がついたユニークなものも。触ってみるとゴワゴワしていて箒みたいでした。

前回初めて訪れて感動したナガレ山古墳、今回も行ってきました。

公園の中央口・中央南口付近にある登れる古墳です。

レプリカですが墳丘周辺には円筒埴輪が並べられていて、当時の雰囲気を味わうことができます。

友達も「古墳の中にいる!」と興奮していました。
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墳丘からは公園内の木々が紅葉している様子が見えました。

ここに座ってスケッチをしている方もいました。

奥には三輪山をはじめ奈良の山並みが広がっています。

本当にお天気の良い日だったのでよく見えました。
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お昼前に来て日が暮れるまで公園でのんびり過ごしました。

万歩計アプリを見ると2万歩近く歩いていました!

友達は翌日も出かけたらしいので足腰が強いなと感心しました。
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夕方食べたパンケーキ。

カフェレストランで見つけた時から二人とも気になっていました。

ほんのり甘くてふわふわで癒される味でした。

パンケーキについているコンフィチュールはそれぞれ苺とレモンで、レストラン内で購入もできました。

ほおずきのコンフィチュールもあってどんな味が気になりました。

友達はかぼすを買っていました。



コロナが再拡大してきていますしなかなか友達とも気軽に会えなくなっている中で、久しぶりにリラックスした時間を過ごせました。

付き合ってくれた友達に感謝です☺

一緒にお花や自然、古墳、美味しいものなどたくさん素敵なものを堪能できて大満足な一日でした。






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2020年11月25日

山の辺の道を歩いた話⑦ 二上山を見下ろす絶好の夕日観測スポット・檜原神社

山の辺の道編の最後は三輪山麓にある檜原(ひばら)神社を紹介します。

檜原神社は三輪山をご神体とする大神神社の摂社です。

檜原神社近辺は以前この記事で紹介しているので、よかったらどうぞ。



山の辺の道を歩いて行くと三輪山方面に続く坂道に入ります。

この道をずっと登っていくと檜原神社に到着します。

周辺には休憩処が2ヶ所あります。

無人販売所では、三輪名物のそうめんのふしや切り干し大根などが売られています。

春先に行くとさくらんぼが販売されていることも。
今の時期は柿でした。ほぼ100円です。

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無人販売所に飾られていたカラスウリ。
カラスウリは食べれないので観賞用です。

ちなみに三輪名物でもう一つおすすめしたいのがみむろのもなかです。

大神神社を出てJR三輪駅へ向かう道すがらにお店があります。

そんなに甘すぎず、小さめのサイズなので食べやすいです。

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ご祭神は天照大御神
拝殿はなく、三ツ鳥居を通してその奥にあるご神座に参拝します。


三ツ鳥居の左側の祠には豊鍬入姫命が祀られています。

皇居に祀られていた天照大神を崇神天皇が豊鍬入姫命に託し
この地に祀ったことから元伊勢の伝承地とされています。

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広々とした境内は高台にあるので見晴らしが最高です。

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境内には万葉の歌碑もあります。

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ここから大和盆地を見下ろすことができます。

天気の良い日には二上山が見えます。

ここは知る人ぞ知る絶好の夕日観測スポットです。

日が暮れると辺りは真っ暗になるので
写真を撮った後は早めに帰ることをおすすめします。

檜原神社を抜けて20分程山道を歩くと狭井神社に到着します。

狭井神社も大神神社の摂社で、三輪山への登山口がある神社です。

登拝に興味のある方はこちらをご覧ください☺

三輪山は呼ばれた人しか登れない山と言われています。



檜原神社参拝の後はすぐ近くにある大神神社へ。

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大きな杉の木には蛇の神様が宿っていると言われています。

いつ訪れても生卵と日本酒が供えられています。

大神神社の巫女さんや神職の方々は
この木の前を通りすぎる時は必ずお辞儀をされています。

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帰りは大神神社の正面入り口から出ました。

神社周辺には三輪名物のそうめん屋さんや土産物屋さんが立ち並んでいます。

今年も山の辺の道を歩けて良かったです。

冬の寒い空気の中を歩くのも好きなので
年明けあたりにまた誰かと歩きたいなと思います。

山の辺の道編、長くなりましたが
最後までお読みいただいた方ありがとうございました。




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2020年11月22日

山の辺の道を歩いた話⑥ 柳本古墳群最大規模の景行天皇陵(渋谷向山古墳)

今回は前回に引き続き、柳本古墳群の一つ『景行天皇陵(渋谷向山古墳)』について紹介します。
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山の辺の道・柳本エリアを歩いていると正面に大きな山のようなものが見えてきます。これが柳本古墳群最大規模の景行天皇陵(渋谷向山古墳)です。

景行天皇陵は天理市渋谷町にあり、龍王山から西に伸びる尾根の一つを利用して造営された前方後円墳です。

墳丘は全長300m、後円径168m、前方部幅170mの規模で、古墳時代前期(4世紀中頃)に築かれた古墳では国内最大規模を誇ります。
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写真の左側に見えている山のようなものも古墳です。上の山古墳を含む周辺3基の古墳が景行天皇陵の倍塚にあたります。
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古墳の周りを囲む濠は江戸時代末に行われた修陵事業によって造られたもので、古墳時代前期の姿とは異なります。

出土品は円筒埴輪、鰭付き円筒埴輪、朝顔形埴輪、蓋形埴輪、盾形埴輪などの形象埴輪です。

関西大学が所蔵している伝渋谷出土石枕が当古墳から出土されたという説もあるそうです。吹田キャンバス内に小さな考古学博物館があるので、そちらで鑑賞できるかもしれません。昔一度だけ行ったことがあります。ちなみに石枕とは死者を石棺の中に安置する際に、頭部を固定するために置かれた枕のようなものです。
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万葉集に出てくる歌が刻まれた石碑があちこちに置かれています。

古来人が大和の景色を詠んだ歌ばかりなので、石碑を見ながら当時に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

写真の石碑の背後に聳える山は三輪山です。天理から桜井まで続く山の辺の道は、この三輪山をご神体とする大神神社が終着点(実際は桜井駅まで道は続いているけど)です。

ここから先は田畑がしばらく続きます。次回は山の辺の道編の最後に大神神社の摂社(になるのかな)、檜原神社を紹介したいと思います。

長々と続いている山の辺の道編、今回もお読みいただきありがとうございました🍁

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