今回紹介する天武・持統天皇陵(檜隅大内陵)は、奈良県明日香村野口にある壮合葬墳墓で、古代日本の政治と文化の転換期を象徴する場所です。天武・持統天皇陵の基本情報と構造所在地:奈良県高市郡明日香村野口 形状:八角形墳(円墳とも見なされる)規模:直径約50m、高さ約9m
明日香村
【明日香村飛鳥】日本最古の仏教寺院・飛鳥大仏が鑑賞できる飛鳥寺と乙巳の変にまつわる入鹿の首塚
今回は飛鳥時代に都が置かれた明日香村飛鳥地区にある飛鳥寺をご紹介します。飛鳥寺は日本最古の仏教寺院で、蘇我馬子により建立されたと伝えられます。創建は西暦596年で、当時は「法興寺」と呼ばれていました。ご本尊である「飛鳥大仏」は、高さ約3メートルの釈迦如来坐像
【明日香村】文武天皇陵と認定 間近で見られる天皇陵 中尾山古墳
今回は久しぶりに明日香村にある古墳を紹介します。近鉄飛鳥駅から10分ほど歩くと国営飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区があります。このエリアは四神や飛鳥美人、星宿図などの装飾壁画が発見された高松塚古墳があることで知られていますが、そこから200mほどの距離の中尾山の尾根
【明日香村御園】大字・御園の氏神様 高皇産霊神と菅原道真公が祀られた天神社
春の明日香村を訪ねた日の話になります。今回は自転車ではなく徒歩でスタンプラリー(恋する飛鳥フリーウォーク)をしながらお花見をしたり春の草木の写真を撮ったりしていました。近鉄飛鳥駅から檜前寺やキトラ古墳方面の住宅地を抜ける旧御園街道を歩いていると天神社という
【桜井市山田】世界遺産候補地の山田寺跡に隣接 石大工・薩摩権守行長により造られた国指定重要文化財の石造燈籠が残された東大谷日女命神社
桜井市にある蘇我倉山田石川麻呂(大化の改新で中大兄皇子側についた人物)自害の地として知られる山田寺跡は飛鳥・藤原宮を中心とした世界遺産候補地の1つにもなっている場所です。山田寺に隣接する森の中に鎮座するのが今回ご紹介する東大谷日女命神社です。かつては山田寺




