10月半ばに一乗寺を訪れた日の話の続きです。宮本武蔵が訪れた八大神社を後にして傾斜がきつめの坂道をしばらく歩くと、道路脇に石灯籠が立ち並ぶ場所に出たので狸谷山不動院はもうすぐのようです。少し歩くと車の祈祷所が、さらに奥に進むと狸谷山不動院の入り口がありまし
京都のお寺
【京都市東山区】有頂天家族の舞台 地獄で閻魔大王に仕えていた小野篁 冥土通いの井戸がある六道珍皇寺
空いているかと思い紅葉時期前の雨の日に京都に行ってきました。祇園四条駅から歩いて東山区にある六道珍皇寺を最初に訪れました。この辺りは六道の辻と呼ばれあの世とこの世の境目とされています。平安時代以前に建立された六道珍皇寺はお盆になるとご先祖様を迎えに参詣す
【京都市上京区】紫式部の邸宅跡で源氏物語執筆の地・廬山寺 桔梗が咲く源氏庭が見どころ
梨木神社を後にして、寺町通を渡ってすぐのところにある廬山寺を訪れました。廬山寺は紫式部の邸宅跡地で源氏物語を執筆した場所と言われています。山門を入ってすぐのところにある元三大師堂は洛陽三十三所観音霊場第32番札所のひとつで、如意輪観音が安置されています。元
【京都市北区】源氏物語にも登場 紫式部が晩年を過ごしたという説のある雲林院
今宮神社の門前であぶり餅を食べながら一休みした後は、紫式部ゆかりの地巡りをすることにしました。大河ドラマ「光る君へ」はたまに見ていますが、せっかく京都に来たので物語に登場する場所を巡ってみたくなりました。最初に訪れたのは船岡山の近くの紫野と呼ばれる地域に
【京都市東山区】通し矢の舞台 1000体の観音立像が並べられた三十三間堂
今回は豊国神社から徒歩3分程のところに位置する三十三間堂をご紹介します。三十三間堂は1164年に法住寺殿の一画に平清盛によって建立されたと伝えられています。蓮華王院が正式名称で、同じ東山区にある天台宗妙法院の境外仏堂として妙法院に管理されています。柱と柱の間が