明日香村
2020年10月11日
奈良・多武峰→明日香村 県道を二時間歩いた話
前回の続きです。談山神社に参拝した後、歩いて明日香村まで行ってみることにしました。

明日香村はちょうど彼岸花の見頃でした。
談山神社を出て右手に「ハイキングコース・4km」と書かれた表示があったので、県道を通らずに明日香村まで行ける道があるのかなと思っていました。

一本道なのでただ山を下ればいいだけとこの時は簡単に考えていました。

県道付近までは坂道が続いています。山なのでアップダウンが激しいです。

増賀上人という多武峰を切り拓いた偉人のお墓や石碑がところどころにありました。

石仏も近くにありました。

周りはひたすら山、山、山…。車もほとんど通っていませんでした。
この辺りでハイキングコースは途絶え、明日香村に行くには県道を通るしかないことを悟りました。
歩道がないので(線引きのみ)、車が通ったら冷や冷やします。
奈良県道155線を通って明日香村まで行ったんですが、この県道は2009年に開通したようです。
吉野→宇陀→橿原間の行き来が便利になったことでしょう。

山の上なので見晴らしがすごく良かったです。
ひたすら坂を下ること2時間…明日香村の看板が見えました。
寄り道したのもあるかもしれませんが、けっこう時間がかかってしまいました。
登りより下りの方が膝にくるみたいです💦

きつかったけど、収穫前の黄金色に染まる稲穂や満開の彼岸花を見ることができました。
途中、道に逸れて「打上古墳」に立ち寄ってみましたが、イノシシなのか何か鳥獣が出るらしく門が閉じられていて先に進むことができませんでした。
めちゃくちゃきつい坂を登って行ったので、少し心が折れました。

余談ですが、10月になると稲渕の棚田では「かかしまつり」が開催されます。(この時はまだ9月だったので開催前)
その年を賑わせた有名人やキャラクターのかかしが田んぼ道の所々に並んでいて面白い光景です。
脚が痛くなってきたので、いくつか古墳を見てからバスで飛鳥駅まで帰ることに決めました。
明日香村で有名な石舞台古墳については以前記事にしましたが、今回は横を通っただけです。
今回訪れたのは四神の壁画で知られる「高松塚古墳」と前から気になっていた「都塚古墳」です。
次回紹介したいと思います。
お読みいただきありがとうございました🌸
traja3250 at 19:00|Permalink│Comments(0)